原稿用紙2枚分

はてなブログの文字カウンターで800字分。800文字で表現する練習をしています。

またこつこつがんばろう

800字で表現する練習をするつもりで書いているこのブログ(なのか?)、なかなか続かなくて自分でも困っています。

当初やっていた原稿用紙1枚分(400字)は、質はともかくざっと書いて少し推敲するとすぐ達成できるのですが、800字は「気持ち1,200字くらいで書いてあとから調節する」ぐらいでないとなかなか埋まりません。

もともとは「月刊サイゾー」で連載を持たせていただいていた頃に字数で苦労したためその規定通り400字を素直に練習していて、自らハードルを上げたら見事にハードルがそびえ立ってしまった。

そうはいっても誰にも督促されないし、勝手にやっていることだし、と思いつつ頭の片隅にここの存在を追いやっていました。ところが、「観る将」(将棋観戦をする人のこと)に片足を突っ込んでからというもの、将棋と文章はなかなかにご縁があるものだということがわかってきたのです。

観戦記者はいる、自分で振り返る棋士の方もいる、軽妙なエッセイを書く先崎学九段もいらっしゃる。

うつ病九段 (文春e-book)

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将棋指しの腹のうち

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  • 作者:学, 先崎
  • 発売日: 2020/01/22
  • メディア: 単行本

売れに売れている将棋特集のNumberは、それはもう読ませる文章だらけ。

Number(ナンバー)1010号[雑誌]

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  • 発売日: 2020/09/03
  • メディア: Kindle

文春オンラインでは女流棋士上田初美さんによる記事が今日出るなど、将棋関連の記事を多く読むことができます。

bunshun.jp

いい文章にたくさん触れると、自分でも文章を書きたくなってしまって、今日こうしてまた800文字という自分で作った制限の中で書いているわけです。制限作らないと普通に書くブログと変わらなくなってしまうし、ハードルは高けれど、はてなブログの文字数カウンターで800文字というのは続けようと思います。

スコーン考

特にスコーンが話題というわけではないですがスコーンです。

この出だしとタイトルは、以下のSongmuさんの記事をリスペクトしています。いつかシフォンケーキについて書いてくださるのをじっと待っています。

songmu.jp
songmu.jp


緊急事態宣言が出ていた頃に小麦粉やホットケーキミックスなどの製菓用素材が品薄どころじゃない勢いで欠品になっていましたが、私もなぜかその流れなのかなんなのか、突然スコーンを作りたくなりました。幸い、以前一度だけ作った時の製菓用具が残っていたので、材料がそろえば(レシピにもよりますが)スコーンができます。

あんまり作りまくってもそんなに食べられないな、と思って少し間が空き、先日ふとまた作ろうと思ったんですね。レシピさえ確定していれば全行程でざっくり30分ちょい(焼き時間を含まず)で、リモートワーク中の休憩&おやつにちょうどよいと思って。そしたら、ベーキングパウダーの缶が見当たらなかったのです。もうその時点で小麦粉をガラス製ボウルに準備してあり一緒にふるおうとしていました。探しても見つからなくて頭上の棚を開けたら、運悪く「とりあえずそこに置いていた」調味料の瓶が落下してきて、ボウルの端っこに見事にヒット。ボウルの一部がぱっくり割れてしまいました……。

スコーンを作っている場合ではなく、飛散したガラス片を集めて細かいものは掃除機で回収して、後片付けを終えたら、作る気力がすっかり失われてしまったのでした。数日前の出来事ではありますが、普段あまりガラス製品を割らないので、地味にダメージがでかい。つらい。

普通のOLになりたかった人生だった(完)

幼稚園の時に「将来なりたいもの(職業)は?」と聞かれると、一般的なウケの良さを優先して、よく「スチュワーデス(現キャビンアテンダント)になる」と回答していた。パン屋さんやお菓子屋さんには一切憧れず、なりたい職業も思いつかなかったのだった。

小学生の頃は漠然と「イラストレーター」に憧れた。イラストレーターという職業の人が何をしているのかさっぱりわかっていなかった。

中学生になると多少知恵がついて、銀行員や公務員になりたいと思っていた。手堅くて安定した(当時)職業。

高校生の頃は、手に職をつけたいと思っていた。可能であれば理系に進んで建築を勉強できたらいいなと思っていた。しかし物理と数学が壊滅的にだめだったので、その願望は立ち消えた。臨床心理士か図書館司書になりたいと思い始め、調べてみたものの、なぜか自分の受験時期に心理学がブームになったのと、臨床心理学を学べる文系の学校が非常に少ないこと、学んでも大学院まで進まないとあまり意味がないことなどを理由に臨床心理士は消えた。

大学では図書館・情報学を学んだ。これもなぜか私が誰にも影響されずに選んだ学科だったはずが、当時人気が上がってしまって困った。公務員試験を受けないと望むような司書の職には就けないことを知り、諦めてしまった。

就活では何の希望もなく、マスコミに行きたかったわけでもなく、膨大な就活資料の資料請求はがき(そうです、リクナビはまだ生まれたてほやほやの時期だったので使っていなかったのです)から多少なりとも興味のある会社にはがきを出し、エントリーシートを書いた。就活の頃の自分を振り返るのはつらい。自分には何ができて何がやりたいのか、本当に何もわからなかった。ただただ「普通に就職して普通のOLになりたい」と思っていた。

「普通」ってなんなんでしょうね。でも私の憧れは心から「ごく普通のOLになること」だったのだった。