800字で表現する練習をするつもりで書いているこのブログ(なのか?)、なかなか続かなくて自分でも困っています。
当初やっていた原稿用紙1枚分(400字)は、質はともかくざっと書いて少し推敲するとすぐ達成できるのですが、800字は「気持ち1,200字くらいで書いてあとから調節する」ぐらいでないとなかなか埋まりません。
もともとは「月刊サイゾー」で連載を持たせていただいていた頃に字数で苦労したためその規定通り400字を素直に練習していて、自らハードルを上げたら見事にハードルがそびえ立ってしまった。
そうはいっても誰にも督促されないし、勝手にやっていることだし、と思いつつ頭の片隅にここの存在を追いやっていました。ところが、「観る将」(将棋観戦をする人のこと)に片足を突っ込んでからというもの、将棋と文章はなかなかにご縁があるものだということがわかってきたのです。
観戦記者はいる、自分で振り返る棋士の方もいる、軽妙なエッセイを書く先崎学九段もいらっしゃる。
売れに売れている将棋特集のNumberは、それはもう読ませる文章だらけ。
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文春オンラインでは女流棋士の上田初美さんによる記事が今日出るなど、将棋関連の記事を多く読むことができます。
いい文章にたくさん触れると、自分でも文章を書きたくなってしまって、今日こうしてまた800文字という自分で作った制限の中で書いているわけです。制限作らないと普通に書くブログと変わらなくなってしまうし、ハードルは高けれど、はてなブログの文字数カウンターで800文字というのは続けようと思います。